なにもない日がないってことは良いことだ。
君といるとなにもないっていう日がないんだ。
良くも悪くも。
俺のなにかしらの感情が揺さぶられる。
本音を言えば、良いことばかりを望んでいるけれど。
そんなことはありえないっていうのはわかってる。
悪いことがあるから良いことだと認識できるって。
悪いことでもいいんだ。
いいっていうわけじゃないけど、なにもないよりはマシ。
君の小さな言動が、俺の感情をいたぶる。
変な意味じゃないよ。
君以外の人が君と同じことをしたって、俺にはなんともないことだから。
君だけなんだ。
俺の感情をこんなにもいじくってくるのは。
君だけなんだ。
だからこんなにも過剰に反応してしまうんだ。
良くも悪くも。
君になにも感じない日はない。
楽しいことも悲しいことも怒れることも喜ぶことも。
生きてるって思える。
俺は君に生かされてるって実感する。
そのときそのときはそうじゃないかもしれない。
悲しいときや怒れるときは、きっとそうじゃない。
でもあとでわかるんだ。
なにもないよりはマシだって。
捉えようだって。
そのおかげで楽しいってうれしいって思えるって。
君がいればなにもないっていう日がない。
今は実感が湧かないけれど、限りある人生の中で、それはきっと良いことなんだ。
君のおかげで、俺はいつまでも退屈しなくてすみそうだ。